◆第107回全国高校野球選手権大会第4日 ▽1回戦 花巻東4―1智弁和歌山(8日・甲子園)

 センバツ8強の花巻東(岩手)が同準優勝の智弁和歌山を破って2回戦へ進んだ。

 先発の左腕・萬谷堅心(2年)は初回、1点を先制されたものの、2回以降は緩急を生かし、低めを丁寧につく粘り強い投球で智弁和歌山の強力打線を封じた。

被安打7、1失点の156球完投勝利を「1番から9番まですごい打線だったのですが、最少失点で投げることを意識しました。監督からは何点取られてもいいという風に言われていたので、本当にラクに投げることができました」と振り返った。

 同校の背番号17はOBのエンゼルス・菊池雄星、ドジャース・大谷翔平が背負っていたもの。「自分がつけていいのかという感じだったのですが、それに応えられるようなピッチングをしていきたいなと思います」と偉大な先輩に負けない活躍をすると誓っていた。

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