◆第107回全国高校野球選手権大会第4日 ▽1回戦 横浜5-0敦賀気比(8日・甲子園)
横浜(神奈川)が5―0で敦賀気比(福井)に完封勝利を収め、2回戦進出を決めた。3番・中堅で出場した主将・阿部葉太外野手(3年)は無安打も、初回に先制点となる内野ゴロを放った。
4回の攻撃では、豪雨の影響で試合が67分の中断。「着替えて補食をとりながらリラックスしていました。監督からは『初回だと思っていけ。恵みの雨だぞ』と言われました」と気持ちを切らさず、チームは流れを渡さなかった。
7回の守備では、敦賀気比の代打・辻琉成(1年)が放った左中間の打球をダイビングキャッチ。「代打で出てきたバッターだったので、ヒットを打たれると流れが向こうに行ってしまうかなと思った。いつも以上に集中して守りました」と、好守で織田翔希投手(2年)の完封を後押しした。
春夏連覇へ向け、攻守に強さを見せる好スタート。「雨で流れて、今日も中断があって難しい入り。県大会にはないような時間帯からの開始だったので、難しい部分はありました。