◆JERA セ・リーグ DeNA2―12巨人(8日・横浜)

 巨人の山崎伊織投手がDeNA戦で先発して7回110球を投げ、6安打1失点で9勝目を挙げた。

 3点の援護をもらってマウンドに立った山崎は、2回。

先頭のオースティンから3者連続安打で無死満塁とした。京田の遊ゴロ、併殺崩れの間に1点を返され、続くジャクソンの犠打で2死二、三塁のピンチ。それでも桑原を3球で空振り三振に抑えてピンチを切り抜けた。

 それ以降は最速150キロの直球に最遅82キロのスローカーブ、フォーク、カットボールなど多彩な変化球を交えて6つの三振を奪いながら無失点に抑えた。

 山崎は「3点とっていただいたので、まぁ点は取られないに越したことはないですけど、あんまり怖がりすぎずに最少失点で粘っていこうと思いました」と振り返り、「カーブを使おうってなったわけではないんですけど、他にも色々使いましたし、普段使わないような球種もたくさん使ったので、全体的に幅広くなかったんじゃないかなと思います」とうなずいた。

 これで3年連続となる10勝まであと1勝に迫った右腕。「前半ポンポンと勝てたのでここからまた頑張ろうと思います」と自然体で今後も臨む。

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