オリックス・岸田護監督(44)が1日、モイネロ撃破へ「ネバネバ作戦」を掲げた。2日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)で対戦する左腕は10勝、リーグトップの防御率1・07と無双。
今季初対戦となった4月8日(京セラD)は5回無失点に抑えられたが、左腕が要した球数は98球。同22日(みずほペイペイ)は6回1/3で127球を投げさせ、4点を奪った。2試合も踏まえ「チームとして狙い球を絞っていくことが大事」と指揮官。今季の対戦成績が6打数3安打の太田や5打数2安打の西川、本塁打を放った広岡ら上位打線を中心に、打つべき球をじっくりと選んでいくことで勝機が生まれそうだ。
投げては、同じエース左腕・宮城が中11日で先発。岸田監督は「休養も挟んで、万全に来ていると思う。前回もいい投球だったので、同じように投げてもらえれば」と、8連戦の先陣を切る快投を期待した。(南部 俊太)