◆JERAセ・リーグ 中日3―5阪神(2日・バンテリンドーム)

 中日の大島洋平外野手が、通算2063安打とし、球団では谷沢健一を抜いて、歴代単独3位となった。

 4点を追う7回2死二、三塁。

代打で出場すると、阪神・村上の151キロ直球を中前に返した。2点差に詰め寄る2点適時打に、「うまく打てた。(記録は)意識することなく。きょうは代打だったので、1打席しかない。どういうふうに結果を出せるかなってのを考えながら、続けていけたら」とうなずいた。

 中日では、2480安打の立浪和義、2274安打の高木守道に次ぐ歴代3位となった。

 チームは終盤の追い上げもわずかに及ばず、2連敗。それでも、16年目のベテランは、「ベンチも『よっしゃ、いこう』って感じになっている。負けたけど、自分もああいう場面(7回の好機)で1本出たことを自信にして、次に臨めたら」と前向きに捉えた。

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