【西武】今井達也、１球差でマダックス逃すも１０奪三振「確実にアウトを１個取れる」エースが無双状態に
西武・今井 画像（1枚）

◆パ・リーグ　楽天０―２西武（２日・楽天モバイル）

　西武・今井は最後まで表情を大きく変えることなく、淡々と２７個のアウトを奪った。今季初対戦の楽天相手に、二塁すら踏ませない快投を披露。

９回をちょうど１００球で投げ終え、２安打無四死球１０奪三振で２試合連続完封＆２ケタＫ。今季３度目の完封勝利は１球差でマダックス（１００球未満の完封）とはならなかったが、「安定していろいろな球種を投げられた中で、四球がなかったのが一番良かった」とクールに振り返った。

　“今井節”全開だ。初回から直球は１５８キロを計測し、４者連続Ｋ。今季１５９奪三振はトップの伊藤（日本ハム）に４差に迫り「リスクを取らないで確実にアウトを１個取れるのが三振。チームが勝つためには、確実にアウトを取れる手段が多い方がいいのかな」と自信を口にした。これで８月１５日のオリックス戦（京セラＤ）の２回から２５イニング連続無失点。エースが再び無双状態に入った。（大中　彩未）

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