パ・リーグ 楽天6―11西武(3日・楽天モバイル)

 序盤の失点が響き、楽天が西武に連敗を喫した。7月4日の日本ハム戦(エスコン)以来に先発した早川隆久投手が、2回1/3を投げて7安打6失点でKO。

2年連続開幕投手を務めたが調子が上がらず、約2か月の2軍調整を経ての1軍マウンドも結果を残せず「大事な時期に申し訳ない」と反省した。6回には適時失策などで3点を失い、9回には2点本塁打を浴びて失点を重ねた。

 打線は1回無死一塁で、2番・中堅の辰己涼介外野手が左翼ポール際へ7号2ラン。7回無死満塁からは3番・三塁の鈴木大地内野手が右翼席へ20年の楽天移籍後初、自身3本目となる2号満塁弾と一発攻勢で得点を重ねたが届かなかった。CS圏内を争う3位・オリックスとの5ゲーム差は変わらないが、5位・西武には1・5ゲーム差と詰め寄られた。残り24試合、負けられない戦いが続く。

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