パ・リーグ 楽天6―11西武(3日・楽天モバイル)

 7回途中から登板した西武・黒木優太投手が火消しに成功。楽天打線に傾きかけた流れを引き戻した。

 7点リードの7回からは3番手・山田がマウンドに上がったが、先頭から連打と四球で無死満塁とすると、鈴木大に満塁ホームランを被弾。次打者にも左前安打を許したところで降板となり、黒木がマウンドに向かった。

 3点差に詰め寄られなお無死一塁からの登板となったが、「いつも山田がチームのために頑張ってくれてるので、なんとかして0で抑えて帰ってくるぞと」と気迫のこもった投球でフランコ、渡辺を2者連続の空振り三振、宗山は打球を自身の体に受けながらも三ゴロに打ち取り切り抜けた黒木。西口監督も「よくあそこで体に打球を当てながらも流れを断ち切ってくれた。本当にいい投球をしてくれた」と右腕をたたえた。

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