◆米大リーグ カブス1―5ブレーブス(3日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手が3日(日本時間4日)、本拠のブレーブス戦に「3番・右翼」で先発出場も3打数無安打1四球。打率は2割4分4厘となった。

 カブスは先発ホートンが5回を1四球だけのノーヒットピッチングに抑えていた。6回から2番手ブラウンを投入、6回は無安打に抑えていたが7回先頭のアルビーズに右前安打を許し、昨年もマークした継投ノーヒッターの夢が破れた。

 その後四球を出したところで3番手ポメランツに交代。ところがこれが裏目となる。内野ゴロで2死一、三塁となったところで、ブレーブスに移籍したばかり金河成に初球を左翼席にたたき込まれた。リグレーフィールドの地元ファン沈黙の中、金は移籍後初アーチは笑顔でダイヤモンドを一周。ブレーブスはその後も手を緩めず2点を追加して逃げきった。カブスにとっては痛恨の逆転負けとなった。

 なお、鈴木は8月15日以来の右翼守備だったが、6回ノーヒットの間には1本も打球が飛んでこず。最初に打球に触れたのは7回アルビーズの初安打だった。

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