◆米大リーグ ブルワーズ6―3フィリーズ(3日、米ミルウォーキー州==アメリカンファミリーフィールド)

 フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)が3日(日本時間4日)、敵地・ブルワーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、3打数無安打、2三振2四球で本塁打は出なかった。

 初回1死走者なしの1打席目は、先発左腕・キンタナの前に見逃し三振。

カウント2―2から最後は内角低めの際どいコースのシンカーに手が出なかった。5点を追う3回2死一塁の2打席目はフルカウントから四球。5点を追う5回1死一、三塁のチャンスでは空振り三振に倒れた。3点差となった7回1死一塁の4打席目は左腕のアシュビーから四球を選んだが得点にはつながらなかった。3点を追う9回の5打席目は、2死二塁で迎えたが、左腕・ケーニングに二ゴロに打ち取られて最後の打者となった。

 シュワバーは8月28日(同29日)の本拠地・ブレーブス戦では圧巻の1試合4本塁打で一気に46、47、48、49号を放ったが、その後は5試合連続で本塁打なし。自身初の大台となる50号を前に足踏みとなっている。ナ・リーグ本塁打王争いで2位の46本を放っているドジャース大谷翔平投手(31)は、この日の敵地・パイレーツ戦で5打数2安打ながら本塁打は出ず、変わらず3本差となった。

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