◎「第46回北河内大会」(8月30日・萩谷総合公園野球場ほか)◆中学生の部 ▽決勝 京田辺ボーイズ5-0豊中ボーイズ

 京田辺の3年生が完封勝利でボーイズ活動を終えた。打線は8安打5得点。

投げては3投手がゼロ封リレー。準決勝でも5回コールドでの完封勝ちと、強さを見せつけての優勝に小島主将は「公式戦で最後の試合、いい思い出をつくって終わろうと気合いが入っていた。有終の美を飾れたし、楽しい3年間だった」と胸を張った。

 決勝で6回から登板した渡辺は2回無失点。7回は3者連続三振で締め「今日の試合は特別。最後にマウンドに送り出してくれた監督に感謝。自分でいい思い出をつくれた」と笑った。

 昨年の関西秋季大会で優勝。順風満帆なスタートを切ったが、今年は納得のいかない時期もあった。だが、最後は力を発揮しV。決勝で先発した石津も「最初と最後に優勝できるなんて最高のボーイズを過ごした」と感無量の表情だった。

 〇…豊中は準決勝では同支部の強豪相手に粘り勝ったが、決勝では打線が沈黙し優勝を逃した。

 その大一番で先発した桜井は「緊張からか鼻血が止まらず無念の1回で降板。でも、ベンチで楽しかった3年間を思い出して応援した」と堂々。濱田主将も「最後に優勝してみんなで喜ぼうと話し合っていた。初めての決勝戦に気負いが目立ったが、みんなで楽しめた」とボーイズリーグでの最後の試合をやり切った様子だった。

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