◎「第26回大津びわこ大会」(8月30、31日・から池グラウンドほか)◆中学生の部 ▽3回戦 舞鶴ボーイズ7-3大津瀬田ボーイズA
大会2連覇締めはならなかった。ホスト大会で16強敗退。
最後まで諦めなかった。6点差を追う6回1死二、三塁で、途中出場の小笹が「みんなに助けてもらってここまで来た。仲間の大切さを学んだ3年間だった。だから、つなぎたかった」と左翼へ2点打。なおも1死一、二塁と攻めたが、力尽きた。
1週間前の滋賀大会では、見事な優勝。1番打者の広瀬は「みんなで声を出し合って、いい思い出をつくれたのだが…」と思い返しつつ、今大会の敗退を悔いた。3回に三塁打で好機を演出した成田は「勝ちたかった。でも、チームとしていろんな喜びを味わってこられた」と顔を上げた。
〇…大津瀬田Bも東京城南に7-11で敗れ3回戦敗退。大逆転の後、まさかの悪夢となった。
5回まで0―6。6回も2死となったが、澤田の振り逃げから4四球と野選で3得点。さらに松江のタイムリー内野安打、四球を挟み松岡が「みんなが託してくれた4番の仕事ができてうれしい」と2点打でひっくり返した。しかし直後に5失点し、時間切れ敗退。準々決勝を逃したが「全員がひとつになって、最後まで戦い抜けたことは良かった」と塩田。吉村主将も「高校ではバラバラになるけど、また甲子園で再会したい」と誓った。