ソフトバンク・今宮健太内野手が左ふくらはぎを痛めて5日に出場選手登録を抹消された。4日のオリックス戦(みずほペイペイ)の6回の守備で痛め、その裏に左前安打を放った際に代走を送られた。

 今宮は8月19日に左脇腹痛から約2か月ぶりに復帰し、12試合で3割1分6厘(38打数12安打)の好成績。同27日には史上初の通算400犠打&100本塁打を達成すると、9月3、4日のオリックス戦では2試合連続の決勝打を放つ活躍を見せていた。経験豊富なベテランが優勝争いの佳境で離脱することはチームにとって大きな痛手。今年は開幕から主力に故障者が続出しており、小久保監督は「もう慣れました。今年は…」と話した。

 プロ16年目の今季は宮崎のキャンプ中の2月18日に左ふくらはぎ痛で離脱。3月14日の2軍戦で実戦復帰して、同28日の開幕戦にぎりぎり間に合った。小久保監督は「(キャンプ中に痛めた箇所と)同じか近いところ。あのときよりはひどくないみたいだけど」と説明。今季は残り22試合で10月5日が最終戦の予定。前回同様に復帰まで1か月近くかかるとすれば、シーズン中の1軍復帰は微妙だ。

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