パ・リーグ オリックス―日本ハム(5日・京セラドーム大阪)

 歌手の新浜レオンが、プロ野球・オリックス―日本ハム(京セラドーム大阪)の試合前セレモニーで国歌独唱を務めた。低音ボイスで堂々と歌い切り、昨年7月9日のソフトバンク戦(同)に続き、2年連続での大役を全う。

「小学校から高校まで野球をやっていて、このプロ野球という舞台を目指していた。公式戦の本番前に国歌独唱ができて、こんなに光栄なことはないなと、幸せな気持ちでいっぱいです」と感慨に浸った。

 2019年に歌手としてデビューし、同年に日本レコード大賞新人賞、20年に日本ゴールドディスク大賞のベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティストを受賞した実力派。昨年はNHK紅白歌合戦への初出場を果たした。

 自身が語るように、新浜は小学2年から野球に熱中。千葉英和高時代は捕手として、最高成績は県大会ベスト4だった。この日の4番・中川とは同じ1996年生まれ。「プロ野球の試合を見て育って、歌手としてデビューした今もあのプレーから元気をもらっている。今度は少しでも自分が恩返しできるように。(野球を)応援できるような仕事ができれば最高」と決意を込めた。

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