右膝痛で離脱している巨人のフォスター・グリフィン投手(30)が5日、G球場の室内練習場で故障後初のライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。

 カウント1―1からの想定で育成の坂本勇、フェリスと対戦。

最初に5打席で15球を投げると7分間休憩を取り、その後6打席で16球を投げ込んだ。カーブ、チェンジアップ、フォークなどの変化球に加え、打者のタイミングを外すクイックも試し、計11打席で安打性は1本。6奪三振と順調な回復を示し、「けがをした膝に関しては問題ないことが確認できた」と振り返った。

 8月下旬、阿部監督はグリフィンの1軍復帰時期について「早くても9月の2週目以降」と説明。その後、順調にステップを踏んでいることから、8日からの週の2軍戦で実戦復帰する見通しとなった助っ人は、「当然、早く1軍に貢献したいという気持ちはある」と力を込めた。

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