【巨人】初の中堅先発のキャベッジが攻守で存在感「違和感なくやれました」マルチ安打マーク
４回無死、右前安打を放つキャベッジ（カメラ・今成　良輔） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　中日１―０巨人（５日・バンテリンドーム）

　巨人のトレイ・キャベッジ外野手が加入後初めて中堅で先発出場し、存在感を示した。

　「２番・中堅」でスタメン出場。

７回２死で上林のフェンス際の打球を好捕するなど、安定した守備を続けた。「違和感なくできました。メジャー時代も数試合センターの出場経験がありますし、マイナー時代も結構長い間センターを守ってました」とうなずいた。

　前日４日のヤクルト戦（岐阜）の途中から初めて中堅の守備位置についていたが、先発ではこの日が初の中堅起用だった。阿部監督は「センターの方が動きがいいのでね。両翼っていろんなものを求められるので。それを省いてね、センターで動けるってのを昨日確認できたので」と説明した。

　バットでは４回先頭で右前安打を放つと、８回１死では左前安打。マルチ安打をマークして起用に応えた。状態を上げている助っ人は「さらにいい準備を続けて明日からも打てるように頑張りたい」と見据えた。

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