◆JERAセ・リーグ 阪神6―1広島(5日・甲子園

 阪神・大竹耕太郎投手が6回1失点で7勝目を挙げた。

 初回、自身の暴投で先制点を与えたが直後に打線が6得点で逆転。

2回以降は立ち直り、7月29日・広島戦(甲子園)以来の白星だ。8月12日(マツダ)の前回対戦では7失点KOを食らった相手にリベンジし「すごく悔しい思いをしたので直後にやり返す気持ちで。もちろん怖さはありますけど、それを受け入れた上で真剣勝負やってやろう、と。とてもうれしいです」と胸を張った。

 同29日・巨人戦(甲子園)では左ふくらはぎをつり降板。「めっちゃ気をつけましたよ。できることはほとんどやったつもりです。マグネシウムだったりカリウムだったり、ローディングというか、前日、前々日ぐらいからしっかり栄養的なところも気にしました。それ以外の部分もメカニック的な部分だったり、要素が色々あるので」。反省を生かし、湿度の高い中でも投げ切った。

 初回に適時打を放ち、これで出場4戦連続安打。「ピッチャーですけど、事前に球種や配球はある程度は頭に入れて。

一応9番に入ってるので、責任もある。バントにしても、バントをさせにくる球種が何なのかとか、どのコースに行くのかとか。そういうところは事前に調べてはいますけどね」と明かした。打率は2割8厘(24打数5安打)まで上昇。前回登板でも適時打を放つなど、バットの貢献からも目が離せない。

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