◆関西学生野球秋季リーグ戦 ▽第1節1回戦 近大6―1京大(6日・わかさスタジアム京都)

 開幕戦は近大が先勝した。10月23日のドラフト会議で指名候補に挙がる近大・勝田成内野手(4年)が先制の右越え三塁打を含む5打数4安打と活躍した。

 大学侍ジャパンの勝田は初回1死で右前打、3回2死で中越え二塁打、5回1死二塁で右越え三塁打、7回1死で左前打を放った。本塁打が出ていれば、サイクル安打だったが「本塁打を打てるような打者ではない。意識はなかった。つないでくれたので、1点を取りたいと思っていた」と、チームの勝利に徹した。

 10月23日にはドラフト会議が控える。チームメートの阪上翔也外野手、野間翔一郎外野手、野口練投手とともにプロ志望届は提出済み。身長163センチの主将は「かかってくれ!という感じです」と笑顔で願い、「小さな選手でもプロ野球選手になって活躍できるということを証明したい」と言葉に力を込めた。

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