第59回スプリンターズステークス・G1は9月28日、中山競馬場の芝1200メートルで行われる。

 3月の高松宮記念で待望のG1タイトルを手にしたサトノレーヴ(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎、父ロードカナロア)が、春秋スプリントG1制覇を目指して登場する。

前2走は香港・チェアマンズスプリントプライズ、英国・クイーンエリザベス2世ジュビリーSで2着に好走し、世界レベルの走りを見せた。鞍上には短期免許最終日となるジョアン・モレイラ騎手が5戦連続の騎乗。1週前の動きも抜群で、昨年7着のリベンジを果たす。

 悲願のG1制覇を狙うナムラクレア(牝6歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)も状態の良さが目立つ。18日の栗東・坂路ではクリストフ・ルメール騎手を背に、同日の最速となる4ハロン49秒8の猛時計をマークした。前2年は3着だったが、もうひと押しがあっていい。

 一昨年の覇者ママコチャ(牝6歳、栗東・池江泰寿厩舎、父クロフネ)は、今年に入って1、3、2、2着と堅実。セントウルS(2着)からの上積みも見込めるだけに、2つ目のビッグタイトルが視野に入る。

 トウシンマカオ(牡6歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ビッグアーサー)は、実績十分の中山で好勝負は十分にある。

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