◆日本選手権大会近畿地区最終予選▽3回戦 三菱重工West6―5ニチダイ=延長10回タイブレーク=(23日・わかさスタジアム京都)

 三菱重工Westが、全勝での日本選手権出場へ王手をかけた。3時間19分に及ぶ大熱戦は、4―4で迎えた延長10回2死二、三塁、ルーキーの田中大貴左翼手の勝ち越し2点打で決着がついた。

「あまり堅苦しい気持ちでは打席に入っていなかった。浮いた球をスイングすることだけを考えていたのがいい結果につながった」と振り返った。4―0の8回に失策から流れを失い、同点に追いつかれたが、最後は田中の勝負強さが勝った。

 森山誠監督から「チャンスになればなるほど燃える」と評される“熱い男”が、5年連続の日本選手権へ連れて行く。

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