パ・リーグ 日本ハム―楽天(23日・エスコンフィールド)

 日本ハムの宮西尚生投手が、史上4人目の通算900登板を達成した。過去に達成したのは岩瀬仁紀(1002)、米田哲也(949)、金田正一(944)の3人。

レジェンドに肩を並べた。

 出番は5回1死一、二塁のピンチ。左の宗山を迎えたところでマウンドに上がった。宗山にはフルカウントから四球を与え1死満塁。代打フランコに左犠飛を許し、マウンドを降りた。

 ベンチ前でナインが出迎え、新庄監督から900登板のボードを手渡され、拍手を送るスタンドに深々と頭を下げた。

 新庄監督は「エスコンで900登板させたい。最後にね」と勝ち試合の最後を締め、偉業に花を添えることを狙っていたが、21日のロッテ戦(エスコン)では、登板の準備をしていたが、9回1死一塁から杉浦が投ゴロ併殺打に仕留め試合終了。指揮官は「うまくいかんわ」と苦笑していた。

 今季エスコンでの最終戦。ビハインドの展開だったが、本来の持ち場での登板で節目の数字に到達した。

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