岡本の本塁打は今年14本で通算247本。区切りの通算250号まで残り3本、8年連続8度目のシーズン20本以上にあと6本だ。
巨人は残り5試合。岡本は23年8月2~8日の6試合にかけて、本塁打を〈2〉〈2〉-〈1〉〈3〉〈1〉本。2~6日の5試合で8本、3~8日の5試合でも7本の固め打ちを見せただけに、今年も20本に届く可能性は十分にある。
今年は8、9月の3試合で3番に入ったものの、本塁打は全て4番でマーク。初めて4番に座った18年から、年度別に4番での本塁打数は〈24〉〈30〉〈31〉〈39〉〈22〉〈41〉〈27〉〈14〉本。今年も20本に到達なら、こちらも8年連続で8度目だ。
過去に20本塁打以上を8年以上続けた打者は、19年連続の王貞治(巨=62~80年)を筆頭に23人。巨人では3人だけ。このうち4番で8年以上となれば、13年連続の野村克也(南海=61~73年)をはじめ5人。巨人では85~92年に8年連続の原辰徳と並んで2人目になる。(阿部 大和)