◆JERA セ・リーグ DeNA8―9巨人(27日・横浜スタジアム)

 巨人のライデル・マルティネス投手が2位・DeNAとの直接対決で12球団トップタイの45セーブ目をマーク。「チームメートがああやって逆転してくれたことで自分にチャンスが来たので感謝したい。

何より勝たなきゃいけない大事な試合で逆転したのは良かった」と無失点で壮絶なゲームを締めた。

 8回終了時点で4点ビハインド。クローザーの出番はないかに思われたが、9回表に巨人打線が一挙5得点で大逆転に成功した。「チームが点を取り出してから準備を始めた。モニターを見ながら状況を確認してたので、しっかり準備をして入ることができたと思う」と最速155キロの直球を軸に制圧した。「感触としてはどの球種も調子は良かった」と振り返り「自分のペースを保つという意味で(あえて)プレートを外したりはしてましたけど、最後しっかりアウトを取ることできた」。最後も2死二塁から代打・山本を空振り三振にねじ伏せた。

 これでセ・リーグ歴代2位タイとなる98年佐々木主浩(横浜)の45Sに並び、岩瀬仁紀と藤川球児が持つセ・リーグ記録にあと1と迫った。

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