◆JERAセ・リーグ 阪神2―4中日(28日・甲子園

 阪神・伊原と中日・金丸のドラ1対決は、ともに勝利投手にはなれなかったが、見事な投げ合いだった。球威は金丸が勝ったが、直球のキレは伊原が抜群だった。

140キロ台前半だが、打者は球速以上に速く感じていただろう。6回4安打1失点で白星こそつかなったが、納得のいく投球だったに違いない。

 CS最終ステージは最大で6試合ある。6月8日のオリックス戦(甲子園)以降、なかなか勝てず、シーズン終盤は中継ぎにまわった伊原だが、この日の投球で先発候補に加わったはずだ。CSまでまだ2週間以上ある。各投手の調子を見極め、最終判断していくことになる。

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