パ・リーグ オリックス10―5楽天(28日・京セラD)

 4番・DHでスタメン出場した楽天のルーク・ボイト内野手が今季初の4安打をマークした。5回2死一、二塁で左前適時打を放つなど、5打数4安打1打点で9月9日の西武戦(楽天モバイル)以来5度目の猛打賞。

「プラン通りにいったんじゃないかな」と振り返った。これでここ5試合は21打数8安打、打率3割8分1厘と好調。「日々勉強、毎日アジャストだと思っている」と話し、チームの資料やデータを見ながら「向こうがどう組み立ててくるのか、それに対してどうアジャストするのか、ということだけ。今後も続けていきたい」。高い対応力を見せつけて、ここまで13本塁打の長打力だけでなく安打も量産していくつもりだ。

 チームは4位以下が確定し、CS進出を逃した。残り試合に向かう心構えを聞かれると、「来年も日本球界でプレーしたいと強く思っていますので、1打席とも無駄にすることなく終えられればいい」ときっぱり。最後の打席まで結果を残し続け、己の存在をアピールし続けていく。

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