パ・リーグ オリックス10―5楽天(28日・京セラドーム大阪)

 オリックスが14安打10得点の大勝で今季2度目の楽天戦4連勝を飾り、2年ぶりのシーズン勝ち越しを決めた。1番・広岡が2安打3打点、3番・紅林が2安打4打点の活躍でけん引。

岸田護監督は「(打線が)つながりましたね」と手応えを示した。

 先発・宮城は5回6安打1失点で昨季に並ぶ7勝目を挙げ、自身4連勝。指揮官は「ちょっと余裕を持って降ろしました。丁寧に投げているところも見えたし、試している球もあるそうな感じだった」と評価した。

 27日の楽天戦(京セラドーム大阪)で右かかと付近に死球を受けた森が、この日はベンチ外に。監督は「打撲です。また明日(29日)も様子を見ます」と説明した。

 レギュラーシーズンも残すところ5試合。前日にCS進出を決め、下克上への期待が高まるなか「(ポストシーズンに向けての)調整とは思っていない。やっぱり一戦一戦、しっかり戦っていくところが大事。そこは気を緩めずにやっていきます」と手綱を締めた。

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