◆JERAセ・リーグ 広島2―10DeNA(28日・マツダスタジアム)
広島は、DeNAに惨敗した。3連敗で2010年以来15年ぶりとなる借金18まで膨らんだ。
2―2同点の8回に5番手で登板した2年目のドラ1・常広が、大炎上した。1死から連打で二、三塁のピンチを背負い、石上に2点打で勝ち越された。さらに代打・度会の適時打、筒香の走者一掃二塁打など打ち込まれ、1イニングを投げきることができなかった。2/3回を7安打1死球で8失点と崩れた。
度重なるアクシデントにも見舞われた。先発・高が3回1死、ビシエドの痛烈な打球をワンバウンドで右すね付近に受け、負傷降板。1点を追う7回には1死二、三塁から代打で登場したファビアンが、左膝付近に自打球直撃で自力歩行ができない状態となり、そのまま交代した。
昨年は月間20敗(5勝)を喫した“魔の9月”は、今年も6勝16敗と大きく負け越して終えた。