◆JERA セ・リーグ ヤクルト4―4巨人=延長12回=(28日・神宮)

 ヤクルト・西川遥輝外野手(33)が来季構想から外れていることが28日、分かった。本人は現役続行を強く希望しており、NPB他球団からのオファーを待つことになりそうだ。

 21年に日本ハムを自由契約となり、楽天入り。23年に戦力外通告を受け、24年にヤクルトに加入した。盗塁王を4度獲得、ベストナインには2度選出された経験を生かし、昨季は113試合で打率2割6分、1本塁打、24打点、10盗塁と結果を残していたが、今季は下半身のコンディション不良もあり、49試合で打率1割7分4厘、0本塁打、6打点、1盗塁にとどまっていた。

 2軍最終戦となったイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)には「1番・中堅」で先発し、初回に左中間二塁打を放つなど、健在ぶりをアピール。通算343盗塁を誇るスピードスターが、岐路に立たされた。

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