◆JERA セ・リーグ ヤクルト4―4巨人=延長12回=(28日・神宮)
8回に5番手で登板した大勢投手が、無失点で45ホールド(H)をマーク。44Hで並んでいた12年山口鉄也を抜き、球団新記録となった。
大勢は「シーズン中何度も言ってましたけど、本調子で投げている試合が例年より少なかったですし、野手の皆さんに守ってもらいながらホールドを稼いできたので、本当に感謝したいです。球団のトレーナーさんや、管理をしっかりしてくださる監督、コーチに感謝したいなと思います」と感謝を口にした。
この日は4―4と追いついた直後の8回から5番手で登板。先頭・長岡に中前安打を許し、犠打と4番・村上への申告敬遠で一、二塁とピンチを背負った。それでもオスナを154キロで押し込んで右飛。最後は内山を高め157キロで空振り三振に封じて雄たけびをあげた。チーム順位は3位で確定したが「まだ2試合残ってますし、しっかり準備して投げたいなと思います」と意気込んだ。