◆米大リーグ レッドソックス―タイガース(28日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が28日(日本時間29日)、レギュラーシーズン最終戦のタイガース戦に、7月11日以来今季2度目となる「3番・DH」でスタメン出場し、4試合ぶりの4号本塁打を放った。

 2死無走者で迎えた初回の第1打席。

タ軍先発右腕パダックとの対戦で、カウント1-0からの2球目、甘く入ったチェンジアップを逃さずとらえ、右翼ポール際に放り込んだ。ホームイン後、ベンチに向かう際にはカメラマンとの動きが合わずに笑顔を見せ、マスコット「ウォーリー」のかぶり物を着用してナインから祝福された。

 吉田は24日のブルージェイズ戦で右腕シャーザーから内角高めの直球を右翼中段に飛距離122メートルの会心のホームラン。8月8日パドレス戦で2号2ランを放って以来、47日ぶりの3号アーチを放っていた。

 レ軍は26日の同カード初戦でサヨナラ勝ちし、4年ぶりのポストシーズン進出を決定。メジャー3年目で念願のプレーオフ進出について吉田は「1年間フルで戦えませんでしたけど、AC(コーラ監督)も言っていた通り、皆が戦力。助け合いながら、きょうを迎えられた。復帰してから、なかなか結果が出なくて、チームにも迷惑を掛けていたので」と喜びを語っていた。

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