◆ボーイズリーグ第34回北海道支部秋季リーグ戦 ▽リーグ戦 札幌ボーイズ7-0札幌豊平ボーイズ(5回コールド)、札幌手稲ボーイズ2-8札幌ボーイズ
リーグ戦3試合が行われ、札幌ボーイズがダブルヘッダーを連勝し1敗を守った。いずれの試合も2番でスタメン出場した沢江瞭輔一塁手(2年)は、適時三塁打2本を含め2試合で8打数4安打4打点の大暴れ。
2試合をしっかり勝ち切り、沢江は充実の笑みを見せた。4安打4打点の活躍には「80点ぐらいの活躍はできた」。投手としては5回途中、失策も絡んで2点を失って降板し「断ち切ることができなかったので、そこがピッチングの課題」と振り返った。
昨秋は4番を務めた強打の2番。田頭広明監督は「1番も出塁率がいいので、足を絡めたり、まず1点を取りにいきたいので2番に置いている」と説明した。沢江も「初回に絶対に回ってくるので、1番が出ても倒れても、しっかり仕事ができるように意識して打席に立ってます」と意図をくみ取っている。
リーグ戦の成績で組み合わせが決まるトーナメントでは、旭川大雪ボーイズと逆サイドになる見通し。秋季北海道大会で勝利したが、リーグ戦では0―8と大敗した相手だ。田頭監督は「何とか勝ち上がってリベンジしたいです」。
(山口 泰史)
〇…とかち道東ボーイズは旭川道北ボーイズに8-6。登録11人、この日の参加は10人のチームがリーグ戦最終戦で初勝利を挙げた。1週間前に右足首を捻挫した島彗介外野手(1年)が、2回途中から6回まで4回2/3を2失点の好リリーフ。一時は追いつかれたが逆転は許さず、打線の援護を引き出した。リーグ戦初勝利に「(けがで)練習もあまりできなかったけど、勝ちたいって気持ちで何とか投げることができた。人がいなくても、自分たちはここまでできるというのを表したかった」と話していた。