◇プロボクシング▽60キロ契約8回戦 〇力石政法(KO8回3分9秒)リト・パデナス(13日、後楽園ホール)

 世界再挑戦を目指すIBF世界スーパーフェザー級10位・力石政法(31)=大橋=が、11か月ぶりの再起戦を白星で飾った。リト・パデナス(25)=フィリピン=を相手に最終8回3分9秒KO勝ちした。

 「相手がカウンターを狙ってきたのでなかなかいけなかった。結果的にはKOで終われて胸を張れますが…」と試合内容には納得せず笑顔はなかった。

 初回から相手と距離を取り、右ジャブ、左ストレートを突き刺した。それでもタフなパデナスは前進をやめず、4回にはパンチを受け逆に下がる場面も。それでも「経験でその場をしのいだ」と、5回からは再び主導権を握り、ラスト8回に左ボディーからの連打でダウンを奪い、テンカウントとなった。

 昨年5月にエドアルド・ヌニョス(メキシコ)とIBF世界スーパーフェザー級決定戦を行い判定負け。「本当の自分を見せることができなかった。悔しくて、歯がゆさが残っている。それだけに再起戦は内容のある勝ち方をしたい」と口にしていただけに、納得がいかない。それでも再起したのはもう一度世界を狙うためだ。「自分は何回も防衛できるチャンピオンになれないことは分かっている。でも、たった1発で相手を倒せるパンチも持っている。

また頑張ります」と奮起を誓った。

 戦績は力石が17勝(12KO)2敗、パデナスは8勝(7KO)3敗1分け。

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