◆第86回皐月賞・G1(4月19日、中山競馬場・芝2000メートル)

 皐月賞で3頭を送り込むのは開業5年目の上原佑紀調教師だ。前走の京成杯を制したグリーンエナジー(父スワーヴリチャード)、昨年末のホープフルSで2着に好走したフォルテアンジェロ(父フィエールマン)、報知杯弥生賞ディープインパクト記念2着のライヒスアドラー(父シスキン)の豪華3頭でクラシック初制覇を狙う。

 上原佑厩舎は今年の3歳世代が17頭も勝ち上がり、2024年からリーディング43位→34位→15位(14日時点)と着実に進歩を遂げている。その理由を指揮官は「血統や走り方、気性など総合的に馬を見ています。1頭1頭に合ったメニューを考えて、あとはレース選択などを突き詰めてやっていますね」と分析。そうして「不可解な敗戦が減ってきました。常に敗因の分析ばかりしているので」と“不思議の負け”を減らした結果だ。

 行き詰まったら「自分がお世話になった調教師の方ならどうするかな、も考えています」と堀調教師、藤沢和元調教師など名トレーナーの近くで見てきた経験を最大限に生かしている。「競馬の仕事が大好きなので、ストレスは全くないですね」。爽やかな表情には充実感がみなぎっていた。

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