◆米大リーグ ドジャース―メッツ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・山本由伸投手(27)が14日(日本時間15日)、本拠地・メッツ戦に先発。今季最長の7回2/3を4安打1失点7奪三振と好投したが、今季初の連勝はならなかった。

今季最多104球の力投だった。

 7回を投げ終えた時点で球数94球だったが、1―1の8回も続投。1死から8番セミエンに左翼フェンス際まで飛ばされてヒヤリとする場面もあった。2死からベンジ、リンドアにこの日初の連打を許し、一、三塁のピンチを背負ったところでロバーツ監督が投手交代を告げた。その後二盗で二、三塁となったが、2番手トライネンがロベルトを見逃し三振。最後はロベルトが自動ボール・ストライク判定システム(ABS)でチャレンジしたが、判定は覆らなかった。

 WBC米国代表で決勝のベネズエラ戦に先発した右腕マクリーンとの投げ合い。山本は初回に1番リンドアに今季1号の先頭打者アーチを浴びたが、以降は5回まで15人連続アウトとメッツ打線を完璧に料理。2回1死からベイティをスプリットで空振り三振、ビエントスをスライダーで空振り三振、3回先頭のセミエンをスプリットで見逃し三振とイニングをまたいだ3者連続三振もあった。5回を投げ終えた時点で64球で効率的にアウトを重ねた。

 6回も3者凡退。しかし、7回2死から4番ビシェットに左翼線二塁打を浴びて連続アウトが「20」でストップ。

21人ぶりに走者を背負い、続くアルバレスにはこの日初めて四球を与えた。それでも、最後はベイティをスプリットで空振り三振。球場は大歓声に包まれた。

 山本は前回7日(同8日)の敵地・ブルージェイズ戦では6回0/3を5安打1失点にまとめて2勝目。メジャー初対戦だった岡本和真内野手(29)とは3打数1安打だった。1人で3勝を挙げてMVPに輝いた昨年のワールドシリーズ以来となるトロントで大きなブーイングを浴びながら力投。開幕から3試合連続のクオリティースタート(6回以上自責3以下)となったが、それでも「結果的にはまあまあいいですけど、感覚的にもうちょっとな感じがすごいある。次はセットポジションの時にもうちょっと感覚良く空振り取れたり、そういったように取り組みたい」と話していた。

 WBCに出場した今季は開幕から中5日の登板が続いていたが、この日は中6日でのマウンド。今季成績は試合前の時点で3試合で2勝1敗、防御率2・50となっていたが、この日で防御率は2・10まで良化した。

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