◆第31回アンタレスS・G3(4月18日、阪神競馬場・ダート1800メートル、良)

 16頭立てで争われ、高杉吏麒騎手が騎乗した14番人気のハグ(牡4歳、栗東・藤岡健一厩舎、父ジャスティファイ)が先行策からしぶとく粘り、6番人気のタガノバビロン(松山弘平騎手)との3着争いを鼻差で制した。デビュー3年目の高杉騎手は19日の皐月賞ではラージアンサンブルに騎乗を予定している。

 レースは、1番人気で坂井瑠星騎手騎乗のムルソー(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎、父レイデオロ)が先手を奪って最後の直線で抜け出すと、重賞2度目の挑戦で初制覇。勝ち時計は、1分50秒3。

 1馬身半差の2着は7番人気のモックモック(武豊騎手)が好位追走から続く先行決着で、複勝1790円のハグが残ったことで、3連単は29万1940円と高配当になった。

 高杉吏麒騎手(ハグ=3着)「古馬混合のレースでは今までなかなか力を見せられませんでしたが、形的にも自分から動いていけましたし、これからもう少しやれるというところを見せていければと思います」

 松山弘平騎手(タガノバビロン=4着)「スタートが思った以上に出なかったので、内枠はよかったです。人気馬を見ながら、いいポジションで競馬はしてくれました」

 角田大和騎手(サンデーファンデー=5着)「乗っていて、太さは感じませんでしたけど、マーチSやプロキオンSの時のようにポジションを取るまで少し押していかないといけなくて、ずぶかった。それでも5着で、力を見せてくれました。また立て直して、頑張ってくれると思います」

 岩田望来騎手(ブライアンセンス=6着)「道中はよかったが、3コーナーからいつもの雰囲気よりは、うん?という感じでした。直線でもそれなりに頑張りましたが、完璧な状態ではなかったですし、落鉄もしていたみたいなので、また改めてですね」

 幸英明騎手(ハピ=7着)「もうちょっと前めでレースをしたかったけど、行き脚がつかなかったです。もう少し内枠ならまた違ったかもしれません」

 古川吉洋騎手(シュラザック=8着)「もうひとつ展開が向いてほしかったですね。結果的に前残りになったのでね。1回使ったぶん、最後脚は使えていますし、まだ良くなると思います」

 鮫島克駿騎手(ロードラビリンス=9着)「スムーズなレースはできました。具合的にも(前回より)上積みがありそうに感じました。

ペースは遅かったので、早めに準備しつつ、競馬で力は出し切ってくれたと思います。まだ4歳で期待している馬。これから良くなってくると思います」

 ダミアン・レーン騎手(ジェイパームス=10着)「スタートしてから最初のペースが結構速くて、理想より後ろのポジションになりました。1コーナーと道中でもスムーズな流れにならなかった。自分のリズムを作れずに、参加できずに終わりました。動き自体は悪くなかったけど、スムーズな競馬にならなかった」

 田口貫太騎手(ペイシャエス=11着)「もう少しメリハリのある競馬をした方が、この馬の良さが出ると思います」

 浜中俊騎手(ジューンアヲニヨシ=12着)「枠がきつかったですね。前走とは真逆のレースになりました」

 太宰啓介騎手(メイショウズイウン=13着)「1回使って状態は良さそうだったけど、勝負どころの反応が悪かったです。4コーナーで不利もありましたしね。本当はもっとやれる馬だと思う」

 池添謙一騎手(サイモンザナドゥ=14着)「スッと入られて1コーナーでポジションを取れませんでした。このクラスにしてはペースが落ち着いてしまっていましたし、水曜日に追い切りができなかったことも、ちょっとは影響していると思います。今日の結果がこの馬の力じゃないので、また改めてですね」

 三浦皇成騎手(ピカピカサンダー=16着)「ずっと外を回る形で、テンはペースがゆったりしていたので抱えられましたが、3コーナーで速くなってから、ついていくのに苦しくなりました。いつもと違う競馬で苦しかったのか、うまく最後まで走り切れなかったです」

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