◆スペイン国王杯決勝 ○Rソシエダード2―2(PK4―3)Aマドリード●(18日、セビリア)

 日本代表MF久保建英が所属するRソシエダードが、6シーズンぶり4度目の優勝を果たした。Aマドリードとの決勝戦は、2―2で迎えたPK戦を4―3で制した。

久保は悲願のプロキャリア初のタイトル、スペインの公式戦制覇は日本人選手として初の快挙となった。ベンチスタートの久保は2―2の後半43分から出場して、攻守に奮闘。試合後の取材では「引退する時に誇れるものがひとつ増えた」と優勝の喜びと同時に、日本代表が8大会連続8度目の出場をする、6月11日(日本時間12日)開幕の北中米W杯に向けた意気込みも語った。W杯に挑む森保ジャパンのメンバーは5月15日に発表される。

◇北中米W杯に向けた久保の一問一答

―ワールドカップに向けて、どう自分の状態を上げていくか。

「今日60分出たんで、これで多分、次からはスタメンで試合に出れると思うんで、プレータイムをどんどん増やして、その中で一番はコンディションを上げていけたらなと思います」

―3月の代表戦はどのように見ていた?

「スコットランド戦は何人かで見ていて、イングランドの試合はひとりで見た。スコットランド戦の方がちょっとボールを持つときに苦労したり色々ありましたけど、最後は押し込んで押し込んで勢いで1点取って、日本代表らしいなという感じがあった。イングランド戦は思っていた展開と違う感じ、耐えてたけどスパッと点が入っちゃったんで、逆にその速い展開がリードしてもできるのは、いつもと違った展開として、選手たちが一丸となってすごいプレーしたと思います。三笘選手は『勝ったことは必ずしもプラスじゃない』みたいなことを言ってましたけど、そうやって選手が気を引き締めてることが一番、本番に向けてそれが一番なのかなと思ってます」

―自分もまた一緒にやりたいっていう思いも出てきた?

「そうですね。やっぱり見てて楽しかったですけど、僕が出たらどうとか、そういうことは考えてたんで。まあ、でも幸いワールドカップには間に合うんで。本番でいいプレーできたらなと思います」

―日本代表の発表まで約1か月、初戦まで約2か月のタイミングでタイトル取れた意味は。

「このポジティブな風を日本代表にも吹かせられたらなと思います。僕だけじゃなくてね。これからセミファイナルを控えてる選手も日本人もいるんで、そこも応援しつつ、あとは僕自身もコンディションを上げていきたいなと思います」

―対戦国はどんなイメージがあるか。

「とりあえず、オランダはめちゃくちゃ守備が固いみたいなイメージがなんとなくあります。名前がその他の強豪国に比べると、サッカー知らない人が知ってるかと言われたらそうでもないと思う。実力と知名度が少なくとも日本では多分あんまり比例してないんで、すごい難しい相手になると思います」

―前回(カタール)大会も出たが、この4年間で違った感覚で挑めるか。

「特にドイツの試合などは結果、勝ちましたけど、試合を通してみると、完全に個人としても、チームとしても、うまいことやらせてもらえない時間帯がたくさんあった。今はチームとしても個人としても、真っ向勝負しても張り合えるっていう自信がついてきてる。今度はしっかり、もっともっと勝ちに値するような試合をどんどん増やしてって。まあ、勝てば良いんですけどね、結論は。もっともっとボールを握ったりとか、もっともっと主導権を握って、いいプレーをしてというところにもトライできる選手とチームだと思う。いい試合ができたらと思います」

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