◆第86回皐月賞・G1(4月19日、中山競馬場・芝2000メートル、良)

 クラシックの1冠目に18頭が出走し、4番人気のリアライズシリウス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ポエティックフレア)は、2着だった。最後の直線でロブチェンに食い下がったが、かわすことはできず。

津村明秀騎手は4度目の挑戦で、同レース初勝利とはならず。同馬は昨年の新潟2歳S、今年の共同通信杯を勝っており、メンバー唯一の重賞2勝馬として今回のG1に臨んでいた。

 松山弘平騎手が騎乗した1番人気のロブチェン(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ワールドプレミア)がクラシック初制覇。

 勝ち時計の1分56秒5は2024年の紫苑Sでクリスマスパレードがマークした1分56秒6を上回るコースレコード。また、2025年にミュージアムマイルがマークした1分57秒0を上回るレースレコードとなった。日本ダービー・G1(5月31日)で2冠目となるか、注目される。

 3着は9番人気のライヒスアドラー(佐々木大輔騎手)だった。

 津村明秀騎手(リアライズシリウス=2着)「ロブチェンが行くのは想定外だったんですが、それでも強い馬を見ながら運べました。4コーナーでこれを負かしにいく競馬をして、うまくいったと思ったんですが、直線で相手に盛り返されてしまいました。そのあたりは、さすがG1馬ですね。本当に馬は頑張ってくれたし、右回りも克服してくれました。折り合いもつくので、距離も大丈夫だと思います。

次、頑張りたいです」

 佐々木大輔騎手(ライヒスアドラー=3着)「弥生賞が終わってから、普通キャンターから乗せてもらい、うまくコンタクトを取れていました。ただ、課題の折り合い面が、頭数のそろったG1で顕著に出てしまいました。ダービーまでに先生(上原佑調教師)と話して、課題を潰していければ、2400メートルはもつと思います」

 岩田康誠騎手(アスクエジンバラ=4着)「今できる全てはレースにぶつけられました。気持ち体は増えてほしいけど、次に向けて無事にいってほしいです」

 荻野極騎手(フォルテアンジェロ=5着)「スタートの出遅れが全てですね。もっと上手に出してあげられれば、よかったです。強い競馬をしてくれたし、力は示せたと思うんですが、ゲートだけでした」

 団野大成騎手(サウンドムーブ=6着)「5着になればダービー(の優先出走権)だったんですけどね…。前向きにとらえれば、いいレースができたと思いますが、もう1列前を取るべきだったのかな。力は見せてくれました」

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