サッカーJ1C大阪の元日本代表MF香川真司が22日、同じ大阪市を本拠地とするラグビーリーグワン2部・レッドハリケーンズ(RH)大阪のクラブハウスをサプライズで訪れ、次戦ジャージー贈呈のプレゼンターを務めた。

 同じヤンマースタジアム長居やヤンマーハナサカスタジアムでホームゲームを行う両チーム。

香川は「呼んで頂いて光栄。同じ本拠地で、同じスタジアムを使っている。大阪では野球が人気ですが、手を組んで一緒に盛り上げていけたら」とサッカーとラグビーによる“共闘”を呼びかけた。

 RH大阪はリーグワン2部で今季残り3戦となった現在、8チーム中5位。すでに1部昇格の可能性は消滅も、3部降格の可能性は残る状況だ。次戦は最下位の日野戦(25日・ハナサカ)。歴戦の37歳・香川は、RH大阪の選手、スタッフ約80人を前に「そういう相手が、自分のキャリアを通じて言うと一番やっかい」と油断大敵をアドバイス。「(2部に)残留し、来季以降1部に上がってください」と激励し、「タイミング合えばスタジアムに行きたい」と自身初のラグビー生観戦も示唆した。

 RH大阪のゲームキャプテンとキッカーを務める24歳のFB山口泰輝副将は、中学までサッカー少年とあり「驚いたし、オーラがすごかった」と香川来訪に感激。「刺激になったし、おっしゃっていたように、野球が人気ですがラグビーとサッカーで盛り上げていきたい」と意気込んだ。

 サッカーやラグビーのさらなる人気向上のためには「結果で示すしかない」と香川。自身が所属するC大阪は現在、J1百年構想リーグで西地区10チーム中6位。

2連勝中と好調だが、広島戦(25日・Eピース)、神戸戦(29日・ノエスタ)とアウェー連戦が待つ。「(好結果が)サッカー、ラグビーに興味のない人に足を運んで頂けるきっかけになる。大阪の街が盛り上がればいい。ラグビー選手の熱量は想像以上で、刺激的な活動でした」と笑顔でグラウンドを後にした。

 この日の香川の訪問は、C大阪・日置貴之社長がRH大阪のマーケティング部門のアドバイザーも務めていることから実現した。

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