音楽プロデューサーの秋元康氏が23日、都内で「シアターボーイズグループ 記者発表」を開催した。

 秋元氏が三井不動産、東京ドームの2社とタッグを組んで新たに手がける新男性アイドルグループのお披露目会。

昨夏からスタートしたオーディションで合格した30人のメンバーとグループ名が「Cloud ten(クラウド・テン)」であることが発表され、東京・江東区のダイバーシティ東京に設立される専用劇場を拠点に活動することが決まった。4月26日から関東各地のららぽーとなどの商業施設にも足を運ぶ。

 30人の中には東京大、京都大、慶応義塾大に在学するメンバーも。ほかに、ダンスの全国大会優勝、料理人、国体出場など様々な経験を持つ個性ぞろいの面々がそろっている。

 グループ名の由来は「最高に幸せ」を意味するCloud nine」。既存の枠組みや限界を追い越し、「Nine」を超えるくらい幸せになるという思いが込められている。

 この日は3チームに分かれそれぞれ「さりげない未来」「君とSomeday」「ごめん 愛こそ全力で」の3曲を披露。結成から間もないにも関わらず高いパフォーマンス力で集まった報道陣を圧倒した。

 メンバーの興梠大和(こおろき・やまと)は「初披露が終わったということで安心しているのと、楽しかったなという気持ちがあります」と笑顔。「僕たちにはシアター(専用劇場)という大きな武器があります。僕たちがさらにパワーアップしていく過程を見てほしいです」と呼び掛け、福間しんは「世界でも活躍できるグループを目指しています」と宣言した。

 新グループのテーマは「目撃」。

秋元氏は「人生を振り返ってみると、宝は目撃することだったなという気がします。父親に連れられて見にいった1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博とか、王さん長嶋さん『ON』の試合を見たとか、モハメド・アリとアントニオ猪木の試合を見たとか数々のオーディエンス側としての経験。イベントだけではなく、林家三平さんの落語を見たとか、矢沢永吉さんと仕事をしたなとか、美空ひばりさんと仕事したなとか、目撃する体験をしたというのが自分の一番の大切な宝物になっている」と力説した。

 さらに、「AKB48が20周年過ぎて、20年前に高校生、中学生だった人が前田敦子さんが小さな劇場でやってた頃から見てたとか、野呂佳代さんが売れてない時代に劇場で見たとか、目撃が皆さんの財産になったと思う」と熱弁。新グループは東京・江東区のダイバーシティ東京に設立される専用劇場を拠点に活動することとなっており、「ゼロから目撃する場、体験できる場を作ろうというのが目的。その場所がいつの日か名所と思われるような場所に作り上げるのが我々の使命でもあり僕の仕事だと思っています」と決意を示した。

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