◆明治安田J1百年構想リーグ▽第12節 浦和2―3横浜M(25日・埼玉)

 浦和は横浜FMに2―3と敗れ、7連敗(2PK負け含む)を喫した。前節鹿島戦での敗戦後、今季限りでのスコルジャ監督の退任が決定的となり、迎えたホームでの試合。

メンタル的には試合に100パーセント集中することが難しい環境の中、選手たちは横浜FMを上回るチャンスをつくった。しかし守備の安定を失い、3失点を喫して敗れた。

 チーム最多のシュート3本を放ったが、無得点に終わったFW肥田野蓮治は「もっともっと貪欲にゴールに向かっていける選手になりたい。あれだけチャンスがあった中で、1点も取れなくて情けない」と話した。この日は前半21分に先制点を奪われたが、直後に選手たちがピッチ中央に集まり「ここで(気持ちが)落ちたら、いつもと同じだぞ」と口々に声を掛け合ったという。そして前半28分には、右サイドで一度は倒されながら粘った肥田野を起点に、MF金子の同点ゴールが生まれた。肥田野自身も後半31分、金子からのクロスに反応したが、シュートは枠外に。悔しさから何度もピッチをたたいた。

 悪い流れを断ち切ることはできなかった敗戦。試合後、選手たちはスタンドからの厳しいブーイングを覚悟していたが、届いた声の大半は激励の声だった。肥田野は「7連敗という厳しい状況でも、今日も3万人以上のサポーターが足を運んでくれた。この状況は当たり前じゃない。

申し訳ない気持ちなんですけど、それに応えるために全力でチームとしてまとまってやるしかない」と声を絞り出した。(金川 誉)

編集部おすすめ