◆JERAセ・リーグ 阪神2―2広島=延長12回引き分け=(25日・甲子園)  

 広島のドラフト2位・斉藤汰直投手が11回から2回を無失点で引き分けに持ち込んだ。プロ初のイニングをまたいだ登板。

11回は先頭の近本に中前打を許したが、中野の送りバント失敗の併殺の後、森下を右飛。12回も先頭の佐藤の左前打から1死一、二塁を招いたが、「疲れましたけど、仕事はできたと思います。先頭、初球、全球勝負というイメージで」と、サヨナラを阻止した。

 人生初の甲子園での登板。「遠い場所でした」というマウンドで、しかも上位打線が相手だった。阪神ファンの圧倒的な歓声の中で「投げやすかったです。歓声がすごいなとは思いましたけど、集中していたので強気でいけた」と無失点。先発からリリーフ陣もつないできたバトン。「そういう意味の緊張感はありました」と振り返った。

 「いい経験になりました」とルーキー。新井監督は「いや、本当に。よくしのいだ。

あんな場面、アウェーで。自信にしてもらいたい」と、たたえた。起用法については、11回を5球で終えたこともあったが、「(12回は)佐藤輝から始まるところ。素晴らしい打者なので。あそこは汰直の勢いで」と明かした。

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