◆JERAセ・リーグ 阪神2―2広島(25日・甲子園

 広島は9回に追いつき、今季初の引き分けに持ち込んだ。ベンチ入りの野手は全員出場。

1―1で迎えた8回に中崎が押し出し四球。勝ち越しを許したが、土壇場で粘りを見せた。9回先頭の代打・菊池が四球を選ぶと、代走の辰見が二盗。そこから2死三塁となり、代打・モンテロが同点打を放った。直後の守りでは、ハーンが2死一、三塁を脱出。10回は森浦を起用し、11回からドラフト2位の斉藤汰がプロ初の2イニング。上位打線を相手に無失点で踏ん張った。

 打線は7試合連続の2得点以下。不振のドラフト1位・平川が故障離脱中以外では、初めてスタメンを外れ、10回の代打で空振り三振に倒れた。

 試合後の新井貴浩監督の一問一答は以下。

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―最後は斉藤汰がよく踏ん張った。

「いや、本当に。

よくまたいで、よくしのいだと思います」

―イニングをまたいだ理由。

「1イニング目に球数も抑えられたし、佐藤輝から始まるところ。向こうも、すばらしい打者なので。あそこは汰直の勢いでということで、またがせました」

―踏ん張ったことは大きな経験に。

「うん、大きいと思う。あんなに厳しいところで、ビジターで、アウェーで。自信にしていってもらいたい」

―他の投手も粘った。

「本当によくしのいだと思う、きょうは。みんな、本当によく全員が頑張ってしのいだと思います」

―こういう試合を落とすことも多かったが、負けなかったことは大きいか。

「そうだね。少しずつだけど、投手も野手も状態が上向きつつあるので。こうやって、苦しい時こそみんなで戦っていきたいと思います」

―代打、代走を次々と投入した9回は、まさにみんなで同点に?

「うん、そうやね。

あそこは点が入らないと終わりだから。あそこは塁に出たら、どんどんつぎ込んでいくと決めていたから」

―序盤に安打が出ていた。2点目が欲しかった。

「まあでも、少しずつみんな上向いてきているので。小園にしろ、坂倉にしてもね。欲を言えばキリがないけど、少しずつ上げていってもらいたいと思います」

―平川をスタメンから外した。

「まあ、上がってきてすぐからずっと出ていたので。まだまだルーキーだから。試合に出るのも勉強だし、ベンチからいろいろ観察するのも勉強なので」

―新井監督から直接の助言もあったが、頭を整理するためにも?

「そうだね。練習ではすごくよくなっているので。後はこれを継続して、日頃の練習で意識してやってもらいたいです」

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