体調不良のため、舞台出演(5月、東京・新橋演舞場)の降板を発表した劇団新派の看板女優・水谷八重子が27日に放送されたテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・後1時)に出演した。

 舞台のPRを兼ねての出演だったが、演目と「出演・波乃久里子」の画面表記のみで、水谷の休演に関して触れられることはなかった。

 水谷は新派の大女優、初代水谷八重子を母に持つ。2代目八重子はジャズを歌うなど洋楽などに打ち込んだ後、新派へ。過去の映像が紹介されると懐かしげ。「母に反発して違うように、違うように生きて。役作りにしても、何ひとつ学び取ろうとしていなかった」と振り返った。

 そんな背景があり、長年交流する司会の黒柳徹子は最初、水谷から母親のことを聞かされていなかった。新派の公演を観劇しに行った際に初めて親子関係を知り、びっくりしたという。「私には伏せてたのね? 私はいまも良重ちゃん(水谷の旧芸名)と言ってしまう。八重子と呼んだことが一度もないんじゃないかしら。(初代八重子からは)『娘がお世話になっています。いつも娘が食べちゃってるだろうから』とお菓子を頂戴しました」と回想した。

 水谷は5月9日開幕の新派・松竹新喜劇、合同喜劇公演「明日の幸福」(石井ふく子演出)で主演予定だった。

久本雅美が代役をつとめる。

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