女優の吉瀬美智子が27日、東京・上野の東京都美術館で行われた「東京都美術館開館100周年記念 アンドリュー・ワイエス展」(28日~7月5日)の取材会に出席した。

 米で活躍した画家・ワイエスが2009年に亡くなってから初めての開催となっており、“境界”の表現に着目した展示となっている。

展覧会ナビゲーターと、自身初の音声ガイドのナレーションを務める吉瀬は、「初心者に近いんですけど、音声としてナビゲートをすることに憧れておりましたので、お話をいただけて本当に光栄です」とほほえんだ。

 音声ガイドについては、収録の際に意識したことを「作風が静かなものだったりするので、見ている方の邪魔をしたくない。そっと後ろに流れるBGMのような存在になれたらいいなと思ってやらせていただきました」と振り返った。また、この日に初めて音声を聞いたということで「自分の言葉として聞こえてこなかった。でもそれで良かったのかな。ちょっと恥ずかしさもありつつ、うれしさもある、複雑な気持ち」とはにかんだ。

 ワイエスに共感する部分についての質問には「実はアウトドア派ではなくインドア派で、家にいることも多い」と回答。「割とインテリアにもこだわっています。なので、日常の風景を切り取るワイエスに共感する部分が多いなと感じました」と語った。

 また、同展覧会のキーワードである“境界”にちなんで、吉瀬自身の境界を感じる瞬間を問われると、「移動車から降りる瞬間です。その一歩で“吉瀬美智子”になる」と明かした。

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