◆第71回羽田盃・Jpn1(4月29日、大井競馬場・ダート1800メートル、稍重)

 ダート3冠レースの羽田盃が行われた。今年から6000万円にアップした賞金と、1冠目制覇の名誉を懸けて3歳馬13頭(JRA3、南関東10、トリグラフヒルは出走取り消し)が争った。

 2番人気に推されたリアライズグリント(牡3歳、栗東・矢作芳人、父キタサンブラック)だったが、4着に終わり、前走の雲取賞・Jpn3に続く重賞連勝はならなかった。スタート後は5、6番手を追走。道中で積極的に先頭集団へ。直線も手応えよく迎えたと思われたが、フィンガー、ロックターミガンはつかまえられず。最後はロウリュにも差されてしまった。

 同馬は昨年10月にデビュー。芝2戦はともに2着で、3走目からダートへ。1月の未勝利こそ2着に終わったが、2走前の京都1800メートルで、6馬身差の圧勝で初勝利。その勢いに乗り、トライアルの雲取賞も制していた。

 勝ったのは、戸崎圭太騎手騎乗で3番人気のフィンガー(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父ガンランナー)で勝ち時計は1分52秒7。2着は1番人気のロックターミガン(西村淳也)、3着には6番人気のロウリュ(吉原寛人騎手)が入った。

 坂井瑠星騎手(リアライズグリント=4着)「馬の状態は良かったですけど、ゲートの駐立がうまくいかず、その後の組み立てが難しくなりました。

上位馬との能力差はないので、巻き返せるよう頑張りたいです」

 矢野貴之騎手(サンラザール=5着)「ゲートの中でも神経質なところを見せ、1コーナーまでムキになって、展開的には離れた4番手でいい感じでも、力んでいるぶん伸び切れない感じ。その割には最後並ばれてまたしぶとく粘っているし、ポテンシャルは高い。まだ伸びシロはあるので、前半うまく入れるようになれば」

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