◆米大リーグ レッドソックス3―6アストロズ(2日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は3試合連続でスタメンを外れ、ベンチスタート。3―6で追う7回2死一、二塁で、代打の代打に起用され、四球で出塁後、代走を出されて交代した。

 吉田は今季6度目の代打起用。4月17日のタイガース戦では延長10回に代打で登場し、渡米後初のサヨナラ打を放った。トレーシー暫定監督の新体制になって6試合目で初の代打となった。

 3点を追う7回二死一、二塁。3番手左腕・ソーザにレ軍が代打・モナステリオを送ると、敵軍は台湾出身右腕テン・カイウェイをマウンドに。代打の代打で吉田に出番が来た。

 初球、ストライクと判定された内寄りのカーブに、ABSチャレンジを要求。ビデオ判定の結果、5センチ弱ゾーンを外れており、選球眼の確かさを証明した。

 「ファーストストライクを取るか、取らないかというのは、大分違うと思います」

 先手を取る格好でテンにプレッシャーを掛け、しっかりと四球を選んだ。コーラ前監督解任後、新体制での先発起用は6試合で1度だけ。限られた出番で、強くバットを振りたい気持ちが募るところもあっただろうが「きょうの投手に関しては、ある程度スイーパーに絞っていた」と、ベテランらしく冷静な判断は鈍ることがない。直近の出場13試合中10試合で出塁。

打率2割6分5厘5打点11四死球1盗塁となった。

 代打の代打策についてトレーシー監督は「大事な場面で、マサに最適な状況になったし、素晴らしい打席内容だった。そこでいい流れが生まれていた」と評価。「マサのような選手がベンチにいる場合は、そのバットを効果的に使う最適なタイミングを見つけなければいけない。インパクトを与えられる瞬間だった」と投入のタイミングを振り返った。

編集部おすすめ