◆米大リーグ レッドソックスーアストロズ(2日、米マサチューセッツ州=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(32)は2日(日本時間3日)、本拠地・アストロズ戦で3試合連続でスタメンを外れ、ベンチスタートとなった。

 コーラ前監督解任後、トレーシー暫定監督の新体制では6試合で先発はわずか1度となった。

相手先発は右腕アリゲッティ。吉田は2024年8月に現ロースターで唯一となる右本塁打を放っているが、指名打者には、対戦通算成績5打数無安打2三振のデュランが入った。試合前、トレーシー監督は「(吉田以外の)4人の選手(外野手)が持つスピードと多様性を考慮した。簡単な状況ではないが、マサは、ベンチで常に待機してくれている。理想的ではないが、現状はそうやってマネジメントしていくしかない」と説明した。

 今季年俸1800万ドル(約28億円)はチーム2位タイとなる吉田が、1週間で1度しか先発しない異常事態。コーラ前監督時代も出場機会は制限されていたが、新体制では更に減少している。吉田とのコミュニケーションはどうなのか。トレーシー暫定監督は「もし、私が来る前と起用法が劇的に変わるなら、そうすべきですが、起用法は(就任前と)似ている。例えば、5回にベンチを見渡すと、彼はバッティング・グローブを付けて準備している。いつも必要時に備えてくれています」と語ったが、4月29日のブルージェイズ戦でも8回一死満塁の場面で、コンタクトに長けた吉田が起用されることはなく、新体制で代打起用はゼロとなっている。

 「彼を使う方法をみつけなければならない。

8日間もベンチに座って、全くプレーしていない選手を使うのは、理想的ではありません」とトレーシー暫定監督。レ軍が抱えるロースター構築上の悩ましい問題点は、新体制になっても、依然、改善の兆しはない。

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