◆第31回NHKマイルC・G1(5月10日、東京・芝1600メートル)

 荒れるG1はお任せ! 第31回NHKマイルCは10日、東京競馬場の芝1600メートルで行われる。昨年は3連単150万円超で、07年には同970万円超が飛び出すなど“穴党”にたまらないレースだ。

難解必至な一戦を、今春のG1で馬券プレゼントに4連続成功中の角田晨と、香港チャンピオンズデーの週に国内外重賞6戦5勝&3連単場外弾を連発した水納愛美の好調記者2人が、対談でひもといた。

 角田(以下、角)「NHKマイルCって昨年も3連単が150万円を超えたし、荒れるイメージがあるよね」

 水納(以下、水)「そうですね。過去10年間で1番人気で勝ったのは16年のメジャーエンブレムのみですから、伏兵にもチャンスがあります」

 角「ここまで人気馬の勝利が続く今年のG1戦線だけど、ようやく穴党の出番かもしれないよ」

 水「では、栗東から穴候補を挙げていきます。まずは、アスクイキゴミ。チャーチルダウンズCの前に追い切りに騎乗した坂井騎手が『能力的にはやれるけど、良馬場が良さそう』と話していたのに、稍重で勝利。2戦2勝で底を見せていないですし、田代助手も『いいものを持っている』と期待していました。新馬戦で東京マイルを経験済みなのも心強いですね」

 角「重賞勝ちなのにあまり人気はしなさそうで、盲点になるね」

 水「毎日杯2着のローベルクランツも注目です。前走は本来の鋭い伸びで3着に3馬身差をつけました。1週前追い切りに騎乗した松山騎手が『近2走と比べても明らかに良くなっている』と話していた点と、その松山騎手がこの春絶好調なのも心強いです」

 角「初のマイルに対応できれば一発がある」

 水「最後にユウファラオ。現時点で印は回っていないですが、トライアル2着は侮れない。スローで行った行ったの決着だったとはいえ、人気馬バルセシートに差させなかったのは立派。マイペースなら怖い一頭です」

 角「美浦からはサンダーストラックが面白い。

今回は1週前追い切りが素晴らしい動きで、シンザン記念を勝ったときの状態に戻してきた。太田助手も『前回の調教は彼には優しすぎた。呼び戻すイメージ。器は大きいと思っています』と巻き返しに燃えていたよ」

 水「木村厩舎×ルメール騎手のゴールデンコンビも心強いです」

 角「ニュージーランドT2着のロデオドライブも侮れない。ここまで3戦中山だけど辻調教師は『手前の替え方から、左回りの方が力を発揮できるイメージ』と評価していたよ」

 水「確かに、ストライドも大きくて東京は向いていそうですね」

 角「ギリーズボールも注目。報知杯フィリーズRは、出遅れ&かかりながら馬群を縫って差し切り。相当な能力を見せた。馬体の維持がカギだけど、手塚久調教師は『少し増えた420キロくらいになるかな』と話していたし、問題なさそう」

 水「西塚騎手に初G1勝利の予感がしますね! 高配当がつかめそうで、ワクワクしてきました」

 ◆荒れるNHKマイルC 3連単の最高配当は07年の973万9870円。17番人気のピンクカメオが勝利。2着は1番人気ローレルゲレイロも、3着に最低18番人気のムラマサノヨートーが入り、超高配当となった。過去10年でも昨年は150万5950円、22年の153万2370円を含め、3連単10万円以上が7度あるなど荒れる傾向が高い。

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