プロ野球・阪神OBで元メジャーリーガーの井川慶氏が、ABEMAの「しくじり先生 俺みたいになるな!」に出演。投手として大リーグに挑戦し、ヤンキースでプレーした時の“しくじり”を語った。

 移籍金30億円と鳴り物入りでヤンキースに入団したものの、キャンプから球数制限など球団のやり方が合わず、4月の初登板では5回7失点と大炎上した。5月にはマイナーに降格。ここで「マイナーには落ちない契約だと思っていた」という行き違いが発生。実際は「メジャーでもマイナーでも報酬は同じ」という契約で、「契約はちゃんと見ておこう」と井川さん。1年目は2勝3敗に終わった。

 ここで、“生徒役”で“講義”を聞いていた、元阪神、ロッテの鳥谷敬さんが、日本でささやかれていたウワサを告白。「ギャンブルにハマっているとか、先発しかやらないと言ったからマイナーにいるとかいう話を聞いた」と明かした。

 これに井川さんは「ギャンブルは1年目はやってないですね」「ポーカーはギャンブルではなくて、スポーツなので」「スロットはやってないです」と、やや怪しい返答。「カジノには行っていたのか?」と問われると、否定はせず「訳がありまして…」と弁明し、「マイナーの食事はエサみたいで。(外食を)食べに行くのはカジノしかないんです」と話した。

 2年目は開幕マイナースタートで、途中でメジャー契約解除。マイナーで14勝を挙げるもメジャーに上がれず。

3年目はマイナーで10勝するも、GMから下手で投げなければメジャーには上げないと言われる始末。1年目に貼られた「メジャーでは通用しない」というレッテルに苦しめられた。

 結局、5年目を終えて退団、日本に戻りオリックスへ。井川さんは当時を振り返り「唯一の後悔は、自分という選手を球団にわかりやすく伝えてくれるトレーナーを連れていかなかったこと」と話し、「(球団側が)自分の(無口な)性格も知らない、自分の特徴も知らない状態なので、結果が出ないと使いづらい」と説明した。

 最後に、若者に伝えたい教訓として「貼られたレッテルはすぐに剥がせ。放置しておくと夢をつぶしてしまう」「しゃべらない=何も考えていないになる。どんどん話して自分の考えを伝えていく」を強調した。

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