大相撲の幕内・平戸海(境川)は5日、夏場所(10日初日、東京・両国国技館)に向けて東京・足立区の部屋で調整した。出稽古の横綱・豊昇龍(立浪)と三番稽古(同じ相手と相撲を取る)で27番取り、7勝20敗だった。

 平戸海は横綱との猛稽古を終えると、反省を浮かべた。速いペースで次々と番数を重ねていく豊昇龍に対し、途中で息が上がって思うような動きができなかったと振り返り「(横綱は)ペースが速くて、自分が汗を拭いた時にはもう(土俵に)入ってるのですごいなと思った。スタミナが足りない。集中力が足りない」と課題を挙げた。

 ただ、立ち合いでまわしにこだわらず、一気に走って持っていく場面も何度かあった。「稽古場なので思い切り取ることを考えた。横綱とやる時は一番も勝てなかったら嫌だなと思って緊張しながらやっているけど、一気に攻めて勝ったりすることによって自信はつく」と収穫も得た。夏場所まで残り5日。「体の調子は悪くないので、あとは気持ちの面だけ。弱気になる時はやっぱり(結果が)ダメなので、稽古場から自信を持ってやっていきたい」と表情を引き締めた。

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